第1回 「STAGE 101 TRIBUTE」
オフライン・ミーティング・レポート

新宿編 PART2

カラオケボックス店内で101ファンと歓談するwakaさん
右手にちらっと写っている緑のファイルがKussyさんが元ヤングから借りた貴重な資料


ケーキショップKを出ようと席を立つと、なにやら背中に視線を感じる。
どうやら隣席にいた若いカップルにはハンドルで呼び合う私たち中年男女8人があやしい集団に映っていたようだ。(笑)彼等の好奇に満ちた視線に見送られ、暮れかかる経堂の街を抜け再び駅に向かう。
ちょうど改札口に近づいたあたりで番頭さんの携帯が鳴った。どうやらすでに英里子さんが新宿に到着した模様。
英里子さんはバロン時代からのwakaさんのファンである。この日は仕事の都合で夜の部からの参加となった。
はたしてwakaさんは来てくれるのか....。

実はこれから向かう新宿のカラオケボックスでのビデオ鑑賞会が今日のオフ会のメインイベントなのだ。
4年に渡り放送され、一時はゴールデンアワーを飾るNHKの看板番組だったにもかかわらず、ステージ101の映像は最終回が残っているのみ。その他に残っている映像と言えば、番組終了後に単発的に放送された音楽番組にヤングの一部が出演しているものが何本かあるだけといった実にお寒い状況なのだ。
そこで今日の企画はわずかに残されたこれらの映像を、せめてみんなでワイワイガヤガヤ鑑賞して盛り上がろうというもの。
そう、101は1人で見るよりがぜん大勢で見たほうが盛り上がる番組なのだから...。

ところが.....あるところにはあるものである。
実は番組を録画した秘蔵VTRが見つかり現在wakaさんの手元に保管されているという。
いつか私たちに見せてくださると約束してくれたwakaさんだが、果たして今夜その夢がかなうのか?
どうやらwakaさんのスケジュールはぎっしり詰まっているらしく、この日の参加も全く未定だった。

なんといってもwakaさんは101の顔とも言える存在。
古くは尾藤イサオのバックバンドで活躍、ステージ101時代にはバロン、ワカとヒロのメンバーとして人気を集め、進行役やテーマ音楽の作曲も手がけた。
101終了後は郷ひろみ、濱田省吾などのバックコーラスで活躍、またCMやアニメソングなどその活動は枚挙にいとまがない。
現在はCD製作会社を経営する傍ら、新人プロデュースやWEBショップを手がけ、また自らも多方面で歌手活動を続けている。
秘蔵VTRはともかく、とにかくwakaさんには来てほしい。今日の為に集まってくれた仲間たちをせめてwakaさんに会わせてあげたい...
そんなことを考えながら電車に揺られているとあっという間の新宿である。

会場であるカラオケボックスFに向かうため、私たちは再び西口をめざして歩き出した。
と、ちょうどK百貨店近くにさしかかったとき、ひときわ細身の長身の男性が目に入った。wakaさん!!
そう!それは紛れもなくあのwakaさんだった。よかった....ホッと胸をなでおろす。
さて目ざとく見つけた私たちと一緒にwakaさんはFまでの道を歩き出した。
しかし....なんであんなに年取らないんだ?大きな声では言えないが後ろ姿は他の男性3人と比べ、どう見てもwakaさんが一番若くみえた。(Kussyさん、Niagaraさん、番頭さん 怒らないで〜)

さて、雑居ビルの立ち並ぶ細い道路に面した場所にFはあった。
入口にはすでに到着した英里子さんが待っていた。
エレベーターで4階まであがり広々としたホールに出るとそこにはれいこさんとピーマンさんが待っていた。

れいこさん。彼女もまたwakaさんファンである。一時はファンクラブの会員数が7,000人を越えたというワカヒロ。
細身で長身の男性というのは一種女性の憧れなのかもしれない。
ましてやあの独特の歌声とルックスである。ファンが多いのも当然のこと。
ちなみにどうでもいいことだが、うちの夫もワカヒロ体型である。もっとも似ているのは体型だけなのだが....(汗)
あ。細身で長身の男性だけが女性にもてると言っているのではありませんので念の為。
かくいう私はピコの大ファン(ピコは身長160cm台)。
好きになったら身長もルックスも関係ない!というのが私の持論。
などというどうでもいい話は置いといて....(^^;;;;

ピーマンさん。これまで全くのROMであり彼の存在を知ったのはオフミ直前のこと。
「ROMのかたも参加してください」と呼びかけたものの、本当に参加してくださるかたがいるとは思ってもみなかった、というのが正直なところ。
顔も名前も知らないどこかの誰かが自分のホームページを読んでくれているというのはとっても不思議なことであり、またこのうえなく嬉しいことでもある。
おそらくROMであるピーマンさんにとって、オフミ参加はそれなりに勇気がいることだったと思う。
しかしそんなこと以上に彼は101のファンと語り合いたいと思っていたに違いない。
ニックのファンだというピーマンさんは、この日の為にこれまた貴重な資料を持ってきてくださっていたのだった。

こうして総勢12人が揃ったところで、私たちは予約してあったカラオケルームへと向かったのである。

to be continue......

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